喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

説明が下手な人 ~想像力が乏しい~

説明が下手な人は想像力が乏しい人可能性があります。
何故想像力の有無が問われるかというと、相手の『知識』・理解度を想像することと、説明した内容を聞いた人がどう受け取るのかを想像する必要があるからです。
様々な経験や知識を持つ方や、様々な考え方をする人がいるので、説明の受け取り方は十人十色です。100人いれは100通り、1000人いれば1000通りの受け取り方があります。
全ての方の受け取り方を想像することは不可能ですが、相手の経歴・所属・受け答えからある程度の受け取り方を予想・想定して説明することが大切です。予備知識の多い方もおられれば予備知識の乏しい方もおられます。出来る限り予備知識の少ない方にもわかってもらえる説明を心がけると、わかりやすい説明をすることができます。

相手が誤解しかねない言い方をしても誤解した方が悪いと考える人もいますが、誤解を生じうる隙があったことを反省すべきです。誤解を生じうる可能性を想像しなかった話し手の落ち度です。誤解されると損なので、避けるのが得策です。
説明の上手な人は様々な表現の中から誤解を生じる可能性を想像し、誤解されにくい言葉を選んでいるのです。

相手の経歴、経験、素養により理解度も異なります。
中には悪意をもって聞いている人すらいるかもしれません。少なくとも好意的ではなく、揚げ足を取ろうと考えている人がいるかもしれません。
悪意や揚げ足取りなど想像すらしていないと、言葉の選び方がおろそかになり言葉尻をとらえて追求されることもあるかもしれません。
そこまで極端ではなくても、もしかしたら相手は全く知らない(概念がない)のかもしれないことを想像することは非常に大切だと思います。

 

説明が下手な人、それは聞き手のことを全く想像していない人
かもしれません。


相手の『知識』や現状の理解度を想像しながら、説明の内容を考える。
そうするとわかりやすい説明になると私は思います。