喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

勘違い

人は多くの勘違いをしています。
怒っている人の大半は勘違いだと私は思います。

何故なら、自分は相手が知っていて当然だと思っているけど相手は知らない。
そのギャップが許せなくて怒っている。
あるいは、自分は相手がやって当然だと思っているけど相手がやってない。
相手がやって当然だと思っているかどうかを確認せずに一方的に勘違いして怒っている。

子供が片付けて当然。
子供は片付ける『意味』を知らないだけ。
親は片付けることは当然知っていると勘違い。

 

怒らない子育て ~子供目線で考えてみる~ - 喜哀楽の考え方


子供の言動を考えずに否定せず内容を分析してみると、勘違いに気づくことができます。

 

子供のことばかりではなく、ビジネスシーンを考えて見ましょう。
明日の会議で使うから明日までにこの資料をまとめといて、と上司が指示したとします。
次の日頼んでおいた資料はA4の紙1枚にまとめられていました。
上司は資料をまとろといっただろ!と息巻いています。
どうするんだ!これじゃ会議できないだろう!いつもパワーポイントでプレゼンするだろう!


部下は参考資料だから1枚に簡単にまとめれば良いと思い込んで1枚にまとめました。
上司はいつも会議は何枚ものパワーポイントでプレゼンするのが当たり前だから、パワーポイントで仕上がっているものだと思い込んでいました。
部下はその会議に出たことはないので、パワーポイントでプレゼンするなんて知りませんでした。
お互いの勘違いです。
怒るところではなく、笑うところです。
勘違いですもの。

ただ会議が出来ないと上司の焦る気持ちも理解はできます。
できますが、指示が曖昧だった自分の責任です。
ではどうするか?お互いが勘違いする隙をなくせばいいのです。
部下からはA4の資料1枚程度でいいですか?
上司からはどういう資料にするつもり?
の一言で齟齬が解消される確認の言葉です。
それを怠ったがための勘違いによる事故のようなものです。
怒る必要なんてありません。
自分もどういう資料にするつもり?という確認を怠った過失(落ち度)があるのですから。
むしろ部下の方が強ければ、そんな曖昧な指示を出すなんてありえない!上司として失格だ!なんて叱責する場面にも遭遇するかもしれません。
部下にもA4の資料1枚程度で良いかの確認を怠った過失があるので、叱責するなんてお門違いです。

怒る場面なんてお互いの勘違い。
冷静に勘違いを見極める目が欲しいですね。

私の思うテレビ業界の勘違いの話は

 

テレビについて ~勘違いはいつまで続く?~ - 喜哀楽の考え方