喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

言い訳する人の心理 ~言い訳する人と言い訳しない人の違い~

言い訳する人の心理を考えてみました。

 

よくある言い訳を考えてみます。

  • やろうと思ったけど、○○でできなかった。
  • 『お金』は無いけど、○○の理由で買ってしまった。
  • 『時間』は無いけど、○○の理由で他のことをしてしまった。
  • 行かないといけないけど、○○の理由で行けなかった。

これらの言い訳をする人の心理を考えてみましょう。

一言で言うと、自分が悪いとは思っていないのです。中でも一番たちが悪いのは、口では『自分が悪いとわかっている』と言いながら言い訳する人です。自分が悪いとわかっていれば、悪いのは自分なのですから言い訳はあり得ません。悪い点の理由と改善法法を話し合うはずです。自分が悪いといいながら言い訳を始める人は、本当の『意味』で悪いとは思っていないのです。そもそも本心か潜在意識で自分が悪いと認めたくないのか、育ち方やこれまでの経験で自分が悪いと受け止められないのかもしれません。

言い訳をする『目的』は、『原因』が他の人や環境のせいであり悪いのは自分ではないとわかってもらうことです。情状酌量の余地がありますよとアピールしたいのです。

そのため悪いのは自分だと解かっているけど、でも聞いてください。と言い訳を始める人は、話をしている内容(悪いのは自分)と『目的』(自分は悪くないとわかってもらうこと)が矛盾するので、滑稽にみえます。本人は矛盾がわからず本気で大真面目ですから、余計哀れにすら思えてしまいます。

言い訳=私は悪くありません

とアピールしたい訳ですから、明らかに責任のある人間が言い訳をしていると噴出してしまいそうになります。

どうすれば良いか?
言い訳する人に対して、言い訳の途中遮って『では誰が悪いの?』と直球で聞くことです。
黙ってしまえば、言い訳をしていること自体がおかしいことに気づいた証拠です。
答えが『自分が悪いです』と返れば、言い訳の『目的』は?と聞ことです。それで黙ってしまえば、ようやく人のせいにしようとしている自分に気づいた証拠でしょう。もし『目的』は無いと答えた場合、自分が可愛くて仕方のない人です。言い訳している『目的』である責任転嫁したいことをどうしても認めたくないだけです。
人は『目的』のないことをわざわざしません。本人が気づいていないことにしていることはあっても、人の行動には必ず『目的』があります。(移動中の他愛ない会話などは、時間つぶし自体が『目的』です)
言い訳する人は、自分が悪いと認めたくない自分の心理に気づいていないのです。回りはみんな気づいているだけに、みっともないといわれるのです。

言い訳する人と言い訳しない人の違い。

一言で言うと、

自分が悪いと認められないか、認められるかです。

言い訳をする人は自分が悪いとは認められない。口では自分が悪いと言っても、本気で悪いと思っていないから人のせいにするために、言い訳をするのです。言い訳は人のせいとは言っていないけど、ニュアンスは感じ取ってね。という都合の良い責任逃れをしたいだけです。
言い訳をしない人は悪いのは自分だから、言い訳できないとわかっているのです。しかも対策をとることでしか責任を取れないことがわかっているのです。だから言い訳なんて無駄なことをせず、対策を考えることに労力を使います。

言い訳をする人は、うまくいったら自分のおかげ、うまくいかなかったら人のせい。
上司にはしたくない、同僚でも嫌な奴ですよね。
言い訳をする人は自分が可愛くて非を認めないので、人間関係でトラブルを抱えることが多いです。

言い訳をしているなと自分で思われた方、無意識では自分の非を認めておらず人のせいにしたい心理の表れで、周囲にはその心理がばれていることを知りましょう。
言い訳は責任逃れ以外何も生み出さない無駄な労力なので、建設的に対策を考えるようにしていきましょう。

 

対策はこちら

 

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