喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

中学受験の算数

つるかめ算旅人算とかの中学受験の算数。

私は無駄だと思います。

何故なら中学で方程式を学べば、多くの人が解けるようになる問題をわざわざ方程式を使わずに解こうというだけの話だからです。近道があるのにわざわざ遠回りをして、遠回りに『意味』があると勘違いさせるようなものです。遠回りに『意味』があるのは、塾などの受験産業と中学入試を出題する先生だけです。そのほかの人には方程式を学んだ時点で『意味』がなくなります。

いずれ学ぶ方程式という近道があるのに近道を教えずわざわざ遠回りを強いるのは、いわば虐待ではないかとさえ思ってしまいます。

中学受験そのものに『意味』があるかどうかは私にはよくわかりませんが、少なくとも中学受験の算数の『勉強』が将来役立つとすれば受験業界に就職するか、中学入試を出題する先生になるかしかないと思います。

受験業界は中高一貫校にいくことこそ将来有利と煽っていますが、それは自分達の市場を維持したい『目的』があってのことだと思います。つまり少子化で子供が減る中、受験熱まで下がると自分達の生き残りのために不安を煽っています。将来全く役に立たない中学受験算数をわざわざ『お金』をかけて遠回りして学ぶ『意味』を今一度私は冷静に考える必要があると思います。中学受験は個人の自由ですから各ご家庭の問題だとは思いますが、行かないと大学入試に損だからとかみんな行くからという理由での進学は最終的に子供のためにならないと私は思います。


将来方程式で解けるようになる中学入試だけに役立つテクニックとしての算数を学ぶ『意味』。
その無駄ともいえる遠回りをしてでも、中学入試をする『意味』があるかどうかお子さん自身に『考える』チャンスを与えてみてはいかがでしょうか?まだ小学生だから親が考えないといけないというのは間違っていると私は思います。小学生とは言え一人の人間です。本人の意思を尊重してあげるべきだと思います。それでも中学受験をしたいと小学生が自分で考えれば、全力でサポートしてあげて欲しいと思います。

近いうちに高校に進学する『意味』、大学に進学する『意味』も問いかけてみたいと思います。