喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

話の長い人

世の中には話の長い人がいます。

本人は話が長いとは夢にも思っていません。
人に手短に話すように言われても理解できません。自分では手短に話をしているつもりです。
話の長い人は、物事の本質を抜き出すことが苦手です。順序だてて最初から全て話さないといけないと思い込んでいます。もしかしたら本質を抜き出すという作業自体をしたことがなくて、手短かにまとめるということができないのかも知れません。話の長い人の特徴は本題がなかなか出てきません。しかも日本語の特徴で最後まで聞かないと、報告なのか質問なのかただの雑談なのか、会話の『目的』もよくわかりません。
状況説明からしないといけないと思って、本質とは外れたことの解説を付け加えたりします。流れが大切だとして延々話が続いてしまいます。

聞く側としての対策は話の途中で質問することです。
話が長くなりそうなら話の『目的』を予想して、長々続きそうな話のショートカットするために聞きたい内容の質問を投げかけて、質問の答えから話を続けてもらいます。質問の答えが違う話にそれたりもっと遠回りになると、最後まで聞いてもこちらの聞きたいことにたどり着くのに余計時間がかかります。再度質問を投げかけて少しでも早くこちらの聞きたいことを答えてもらうようにします。慣れてくると2・3度質問を投げかけるだけで、話を短くできるようになると思います。

 

話が長くなると自覚している人は、話す内容を頭で一度整理して話すように心がけるだけで違ってきます。話の内容を一言で表現すると何?と突き詰めて『考える』ようにしてみると良いと思います。提案なのか質問なのか報告なのか、それともお願いなのか。一言で表現して、その一言で表現した内容を段階的に詳しく説明していくようにすると、論理的で体型だてて話をすることができるようになり、繰り返すことで少しずつ話が短くなると私は思います。具体的には何の提案で、どのような内容なのかとその理由を順序良く説明していくようにすると手短に説明することができると思います。