喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

人懐っこい子供の心理

見知らぬ大人に物怖じせず話しかける子供を見かけることがあります。
以前は人懐っこい子だなと思って微笑ましく見ていました。


よく観察していると、特徴を見つけました。
人懐っこい子供の心理を考えてみると、人懐っこいわけではなく、寂しいんです。
親がそばにいても携帯をしているとか人との話に夢中とかで子供の相手をしていないのです。そばにすらいないことも多々あります。親に話しかけても空返事で子供の顔すら見ないことも多いようです。
自然と見知らぬ人でも話しかけて相手をしてもらって寂しさを紛らわすということを学習します。
見知らぬ人も小さい子が人懐っこく話しかけてくると悪い気はしないもので、相手をすることが多いです。基本的に親が子供の相手が好きな場合はもちろんのこと、普通に子供に接している場合、絶えず親が子供の相手をしているので子供が他の大人を怖がって近づこうとはしません。子供の心理を考えれば、赤ちゃんが人見知りをするのと同じで見知らぬ大人を怖いと考えるのが当然のことです。見知らぬ大人と話をすると、相手がどう反応するか想像がつかないはうなので人間未知のことには恐れを感じるはずなのです。恐れを感じない時点で見知らぬ大人に離しかけることは未知ではなく、日頃から自分から話しかけていることが伺えます。人懐っこい子供の心理では怖いよりも寂しいが勝ってしまって、見知らぬ大人にも話しかけてしまうのです。

親は自分が相手をしないから人に話しかけるとは思いもせず、手のかからない子として認識しています。手がかからないから余計相手にしなくなり、より人懐っこい子供に成長していきます。

もしお子さんが見知らぬ大人に積極的に話しかけているようでしたら、少し視点を変えてお子さんとの接し方を考えてあげてみてください。

近所のお子さんで人懐っこい子供さんがおられたら、愛情に飢えている可能性があることを頭において接することをお勧めいたします。

人懐っこいお子さん全てに当てはまると断言しているわけではありません。もしかしたら寂しいお子さんもいるのかな?という目で見てあげてみてください。
私は当てはまる人も多いのではないかと思います。