喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

人類の発展の理由

人類は他の生物にない特徴を有しています。

すぐに思いつくのは道具を使うということ。
とはいえ道具を使う動物はいくつか報告があります。人間に近いと言われるチンパンジーはもちろん、場合によってはカラスでさえ道具を使うことがあるそうです。
では違いは何でしょうか?
それは工夫することができるかどうかです。
工夫するという『知恵』の蓄積によって、人類は宇宙にまで飛び出すことができるようになりました。

ただの合図から言葉という工夫が生まれ、言葉による人から人への口伝えだった伝達が、文字の発明という工夫により飛躍的に進歩しました。その場にいる人にしか伝えることができなかった言葉が文字という工夫により、時間と場所を越えて情報を伝えることができるようになった衝撃は計り知れないものがあります。
次の衝撃は活版印刷という工夫です。それまでは人が一つ一つ書き記すしかなかったものを、印刷技術の開発により大量に同じものを作り出すことができるようになり、一般市民にも『知恵』である情報が行き渡るようになりました。革命の原動力になったという話もあります。

人の力から牛や馬の動物の活用にはじまり、水車や風車により自然の力を活用する工夫がありました。人間が制御出来ない動物や自然から人間が自在に操るこののできる蒸気機関から内燃機関などの動力の工夫により世の中が発展しました。電機が発明されると工夫の幅が広がり、ありとあらゆる工夫により生活が豊かになりつつあります。


全て先人の工夫の蓄積のおかげです。


生活を豊かにする工夫はこれからも続くのでしょうが、そろそろ世の中の仕組みも工夫して、争いのない世の中を実現したいものですね。