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喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

虐待している親の心理

年に数回虐待され幼くして亡くなってしまったいたたまれない事件の報道が目に止まります。
死んでしまうほどの虐待は年に数件ですが、亡くなるという極端なことに至らない虐待は多いのではないかと思います。いわば虐待が発覚するのは氷山の一角で、大半は見過ごされているのではないでしょうか?
しつけと虐待の区別が難しく、他人にはわかりにくいということが根本にあります。
このしつけと虐待の境界線を明確にして、啓蒙するが一番の予防になると思います。


とはいってもしつけと虐待の境界線を明確にすることは難しいですが、そもそも私はしつけでさえも怒る必要が無いと思っています。ましてや虐待との境界が疑われるようなしつけは親子のためにならないと思います。しかし誰もがお手本にするような子育ての指針が定まっていないので親もどうして良いのかわからない人も多いのかもしれません。その親の心理を考えてみます。


虐待している親の多くは虐待している自覚が無い可能性が高いと思います。何故ならしつけだと思い込んでいるからです。人と比べると少し厳しいかもしれないけど、子供の将来を考えると厳しいのは仕方ないと考えているのかもしれません。

子育てにおいて正解がわからず、どうしていいのかわからないのです。親自身が中学・高校の環境で、問題には正解があるのが当たり前だと思い込んでいるのです。そんな中で突然子育てという正解が用意されていない問題に直面したことが混乱をひこ起こすのです。しかも誰も教えてくれないし、誰も助けてくれないとどうして良いのかわからなくなってしまうのです。わからなくなって考えた挙句、自分の育った環境を思い出して参考にするのです。祖父母が親を育ててちゃんと親になれたから祖父母の子育てが正解だと勘違いしてしまうのです。祖父母の子育てが正解のご家庭も多いとは思いますが、稀に虐待に近い子育てをされて育っています。しかも親自身が育てられた子育ての正解・不正解を誰からも判定されることなく、親として子育てを始めるのです。自分の育てられた当時は嫌だと感じていたとしても、その子育て法が正解だと勘違いして、自分の子供にやってしまうのです。自分の親である祖父母の子育てを厳しいのは仕方ないと自分の都合の良いように解釈し、自分が祖父母にされたことよりもエスカレートして子供に厳しく接するようになることもあるようです。誰からも止められたり、指摘されなければ、自分の子育て法は正しいと更に勘違いして歯止めがきかなくなるのです。


自分も子供も客観的に判断出来ないため、子供が嫌な思いをしていることに気づくことが出来ないのです。

つまり親に悪気はないのです。もしかしたら方向は間違っていることに気づけないまま、一生懸命頑張りすぎているだけなのかもしれません。

エスカレートすると取り返しがつかないことになるため、子供を救うことはもちろん、自分では気付くことのできない親を救うためにも、おかしいなと思われた方は親子のために通報してあげましょう。