喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

行動が遅くて悩んでいる人に

行動の早い遅いは迷いからという記事をかなり以前に書き込みました。
人は迷っていると行動が遅くなり、迷わなくなると行動が早くなるということを書いています。
なれた作業は早くできるようになるのが、迷わなくなるからです。

誰もが悩まなくても済むようにするのが、手順書・マニュアルです。
迷わなくて済むようになれば、行動するだけなので、素早く出来るのは当たり前です。
迷いがなくなれば行動が早くなるのは真理だと思います。
当然他にも行動が遅い理由はあると思います。しかし少なくとも迷いがあれば行動は遅くなります。

自分自身や周囲の人が行動が遅くて悩まれている方は、何らかの迷いがないかを考えてみてください。自分自身が行動が遅くて悩まれている方は、行動を振り返ってみると躊躇っていることが見つかることが多いと思います。Aをすることになっているけど、Bをした方が良いのではないだろうか?本当にAをしていいの?とかです。で、結局他に答えが見つからないから最終的にAをする。周囲には頭の中で何を考えているかわからず、悩む理由もわからないから、結果だけ見て遅い!と判断されるのです。場合によっては考えがまとまらず、迷っていることすら自分で認識できない場合もあり得ます。落ち着いて一つずつするべきことを探す癖をつけると、迷いが減って素早く動けるようになると思います。

周囲の人の行動が遅くて悩まれている方は、何を迷っているのか聞いてあげてみてください。
何か躊躇う元があるはずです。もしかしたら失敗することを恐れているだけかもしれません。もしかしたら手順があっているのか自信がないだけかもしれません。ただ自分で不安を作り出して躊躇っているだけかもしれません。

もしかしたら行動が遅くダラダラしていると、誰かが代わりにやってくれるかもしれないと期待しているかもしれません。一度でも誰かに代わってもらったことがあると、ダラダラすると代わってもらえるという間違った解釈をしてしまうのです。本人のためにも絶対に代わりに手伝ってはいけません。代わりになって手伝わず傍について迷いを取り除いて、本人に速やかにやる方法を伝授する方がお互いのためになります。

行動が遅くて悩んでいる方は、迷いを探してみてください。