喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

説明上手の近道 ~説明が下手で困っている人へ~

説明を上手にする前に一番大切なことがあります。
それは相手の『質問』の意図を読み取ることです。
相手が何を聞きたいのかを考えて、いわば相手の頭の中を覗き込んで相手の聞きたい内容を想像します。
その聞きたいことを一言で表現するようにするのです。


その一言を探し出すようにできるためには日頃の訓練が必要です。
自分の頭の中にある情報を、短い言葉で説明できるように整理する作業です。

雑然とした書類に名前・インデックスをつけていくような作業です。あるいは検索しやすいようにタグをつけるような作業と言い換えても良いかもしれません。
説明が上手になるためにはこの頭の中を整理する作業が欠かせません。
人の脳はある程度寝ている間にインデックスを作るように設計されているようです。
しかし寝ている間にインデックスを作る・記憶を整理することがきちんとできるかどうかは、個人差も大きいようです。
そこで改めて脳内の記憶をいつでも取り出せるように、できるだけ一言でまとめる癖をつけることです。

具体的には文章を読んで一言で要約する訓練をすることです。
例えばただの感想なのか、批判なのか要望なのかなどです。
そして1行で言えば何を言っているのかを考えるのです。
○○に関する△△という感想などです。
○○に対する△△という批判。
○○に対する△△してほしいという要望
という具合にです。

こういうトレーニングをすると説明が上手になるのではなかと思います。
絶えず人に一言あるいは1行で物事を伝える癖をつけておくと、説明は上手になると思います。

説明が下手で困っている人は一度お試し下さい。