争いが無駄な理由
兄弟同士の諍いをはじめ、個人同士の争い、国同士の戦争、複数の国々同士の戦争である世界大戦の意味は、多大な犠牲を払って勝ち負けを決めているだけです。勝ち負けを決める手段として武力による決着を選択したのです。
戦いが無駄な理由は元に戻せないからです。
得るものは勝ち負けの結果だけです。その結果を得るために失った命は決して帰ってきません。壊したものも勝ったからといって元には戻るわけではありません。
勝てば賠償を受け取ることで得をするのかも知れませんが、負ければ賠償を支払うことで損をします。人類全体で見れば賠償は資産の移動でしかありませんし、戦争による破壊の分人類全体でみれば大損です。つまり戦争は何も生み出さず、破壊しか行わないのです。戦争を望むのは武器商人だけという事実を知りましょう