原爆・核兵器について思う
原爆・核兵器は非人道的な兵器です。そもそも人の命を奪う兵器に人道的なものなどありません。他の兵器と大きく異なるのは、殺傷能力の異常な程の高さです。全ての核兵器を使うと地球上の全ての人類が何度も息絶える程の破壊力があります。これは他の兵器にはない破壊力を持つ兵器です。更に爆発した後でも放射能を撒き散らします。放射能は放射線により数十年に渡って人々に障害をもたらします。これも他の兵器では考えられないことです。
核兵器廃絶を訴える人達がいますが、残念ながら現実的とはいえません。何故なら一度手に入れた兵器を一つの国だけ手放すことは出来ないからです。そして同時に手放すことは事実上不可能だからです。
核兵器という特殊な兵器のため考えにくいので、銃を例えに考えてみましょう。
幸い日本国内では特殊な場合を除き銃は禁止されているので、銃を使った犯罪はほとんどありません。
この状況でさえ警察官が銃を持たないことが出来るでしょうか?
犯罪を犯そうとするものが銃を手に入れてしまっても、警察官が銃を持っていなければ制圧することは困難だと思います。警察官が銃を手にすることで、無駄な争いを避けることが出来るのです。
世界の常識の通用しない国からは核兵器を手放すように促すことが現実的な解決策だと思います。
戦争はもうしないから、核兵器なんて持っていても維持費がかかるだけ損だから手放す。そんな時代が私が生きている間に訪れるといいですね。