喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

説明の下手な人 ~そもそも質問の意図・目的が理解できない~

説明の上手下手について何度か書きました。今回はそもそも質問の意図・目的が理解できないため、こちらの求める答えを返してくれない方々の話です。
これまでは説明の仕方の話を中心に書いていました。
特にこのブログをはじめて二日目の以下の書き込みを一番多く見ていただいています。

 

ki-airaku.hatenablog.com

 

これまでいくつか説明に関して書き込みをしていました。
その全て論理的に物事を考えることのできる人の立場から書いていました。
つまり聞かれたことを把握し、その聞かれたことに対して論理的にわかりやすく説明するということを如何に行うかを書いていました。

私が生活をしていると質問しても的確な答えが返ってこない人がいました。話を聞いてもモヤっトする感じです。それっぽいことを言ってはいるけど、かなり的外れな受け答えをしています。
答えにくい質問だから返答を必死に誤魔化しているのだと最初は思っていました。
国会議員の受け答えを見てもわかりますが、正直に答えられないので誤魔化そうと必死な人もいます。しかし誤魔化すつもりはないけど的外れなことを言う人もいることに気づきました。つまり本気で答えようとしているのに的外れで誤魔化しているようにしか説明できない人がいるということです。

何故そのようなことになるのか分析してみると、理解力が非常に乏しく、聞かれた質問の真意・意図がわからないのです。
具体的な話でも理解困難で詳しく背景まで説明しないとなかなか理解してもらえません。たとえ話や抽象的な話をしても全く理解できない人がいるようです。
説明の下手な人の中には理解力が非常に乏しい方がおられるようです。
日本では学歴で判断されることが多いので、大卒だと一定レベルの理解力を備えているとして扱われます。特に国家資格などを持っていれば理解力が不足しているなどと夢にも思わず、想像すらできないので、理解力の不足に直面すると非常に混乱します。国家資格は筆記試験であり、決まったパターンがあるので取得できるようですが、人との会話には決まったパターンがないため様々な会話の『目的』の理解が困難なようです。

今回記載する『説明の下手な人』ですが、実際には説明の上手下手以前の問題で

聞かれている(説明するべき)内容が理解できていない

内容が理解できないので相手にわかるように説明できるわけがありません。聞かれている内容が理解できないというのは、正直私には理解できませんでした。改めて考えてみると聞かれた質問にきちんと答えられない方は多いですね。日常生活だと問題にはならない程度でも、仕事で質問にきちんと正確に答えられない方はそもそも理解力に問題が潜んでいる可能性があります。理解力の乏しい方との接し方を考えてみました。

  • 相手の理解力に合わせてこちらの真意が伝わる範囲内でできるだけ簡単かつ具体的に話す。(例え話・特に抽象的な話は禁忌です)
  • 一度の話で1つか2つのことだけに絞って話をする。
    (それ以上のことを話そうとしても時間ばかりかかって理解してもらえないと思います)
  • 言葉を変えて質問し、間違いが無いか確認する
  • こちらの真意が伝わらない可能性があることを覚悟しておく
  • 担当を変わってもらうか他の人も補佐についてもらう。

聞かれたことが答えられない人との付き合い方ですが、友人・知人で話がかみ合わないと感じる程度で実害がなければ問題ありません。仕事上の関係で付き合い方は意思の疎通が困難なので、できれば一定の距離を置いた方が良いと私は思います。