喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

先人の知恵のおかげ

私達の生活は先人の『知恵』のおかげです。 人間は食べるものすら知らずに生まれてくる。様々なことを学び生活していく。突然無人島で一人きりを想像してみてください。そのあたりにある野草・キノコは食べられるのだろうか?魚は?貝は?毒はない?などと考…

立ち退き問題の心理

立ち退き問題にふと思います。街づくりや道路計画などで立ち退きが決定しているが、立ち退き交渉が難航することがよくあります。立ち退きを拒んでいる人の心理を考えてみました。拒んでいる人を非難したいわけではなく、制度の不備だと指摘したいと思います…

人類の発展の理由

人類は他の生物にない特徴を有しています。 すぐに思いつくのは道具を使うということ。とはいえ道具を使う動物はいくつか報告があります。人間に近いと言われるチンパンジーはもちろん、場合によってはカラスでさえ道具を使うことがあるそうです。では違いは…

人懐っこい子供の心理

見知らぬ大人に物怖じせず話しかける子供を見かけることがあります。以前は人懐っこい子だなと思って微笑ましく見ていました。 よく観察していると、特徴を見つけました。人懐っこい子供の心理を考えてみると、人懐っこいわけではなく、寂しいんです。親がそ…

説明について ~上手・下手の分かれ道~

説明の上手な人と下手な人の違いというタイトルで以前ブログを書きました。一言で言えば 相手のわかる言葉で説明しているかどうか です。当たり前のことではありますが、相手のわかる言葉・知っている言葉・理解している言葉で説明しなければ相手にわかって…

求められる能力の変質 ~求められる『記憶』の質が変わりつつある~

昔のある国の公務員試験『科挙』はかなり難しく、記憶力が問われる試験だったそうです。特に受験資格というのはなかったそうですが、記憶量が半端な量ではないため働かずに何年も『勉強』だけすれば良い環境になければ合格は困難だったそうです。実質的には…

話の長い人

世の中には話の長い人がいます。 本人は話が長いとは夢にも思っていません。人に手短に話すように言われても理解できません。自分では手短に話をしているつもりです。話の長い人は、物事の本質を抜き出すことが苦手です。順序だてて最初から全て話さないとい…

民主主義の限界

今の日本は良くも悪くも民主主義の世の中です。 人類の歴史の中で様々な政治システムが執り行われていましたが、現在のところ最も成功している政治システムは民主主義だとは思います。 優れている点は、 誰でも政治家になれる可能性があること。 他の政治体…

説明の下手な人 ~質問が理解できない場合~

説明の下手な人の話をしてみたいと思います。元々説明をするということは相手に何か知らないこと、わからないことをわかってもらいたくて行う行為です。相手の知らないこと、わからないことが自分自身が把握できないと、相手にわかってもらえる説明ができる…

説明の下手な人 ~そもそも質問の意図・目的が理解できない~

説明の上手下手について何度か書きました。今回はそもそも質問の意図・目的が理解できないため、こちらの求める答えを返してくれない方々の話です。これまでは説明の仕方の話を中心に書いていました。特にこのブログをはじめて二日目の以下の書き込みを一番…

中学受験の算数

つるかめ算や旅人算とかの中学受験の算数。 私は無駄だと思います。 何故なら中学で方程式を学べば、多くの人が解けるようになる問題をわざわざ方程式を使わずに解こうというだけの話だからです。近道があるのにわざわざ遠回りをして、遠回りに『意味』があ…

記憶の価値の低下 ~記憶に求められるもの~

記憶媒体が発達しているため、記憶そのものの価値が低下しています。何故なら頭で覚えておくより、記憶媒体を操作して正確な情報を素早く取り出す方が理にかなっているから。頭で覚える記憶には量的限界があるし覚えるのに時間がかかる。その上記憶を取り出…

言葉の選び方(言葉の短縮・伸長) ~説明の上手下手~

説明の上手な人は言葉の選び方・言葉の変換が上手です。説明の下手な人は言葉を選ぶということあまり意識していません。相手の受け取り方を想像することができず、自分の言葉で自分がわかるのだから、人もわかって当然と思っています。 説明の上手な人は短時…

記憶の価値の低下 ~これから問われる能力~

そもそも人間の記憶の価値が以前より大幅に下がっています。 何故なら文明の利器である記録媒体が急速に進化しているからです。文字が発明された当初は粘土板や木や動物の骨に記録されていました。その後画期的な紙が発明され、伝達性・保存性に優れたため多…

言い訳について ~対策を『考える』~

以前言い訳について書いてみました。 自分が悪いと認められないか、認められるかです。 結局のところ言い訳する人は、改善する気がないのです。言い訳するな!と怒鳴られたところで、本人に言い訳している自覚がないので全く『意味』をなしません。言い訳す…

記憶の不思議 ~きっかけ一つで記憶が芋づる式に湧いてくる~

記憶というのは面白いものです。 覚えているのに思い出せない。俗にど忘れという状態を経験された方も多いことだと思います。これは覚えていることはわかるのに、思い出し方やきっかけ・関連付けていることがわからないのでうまく記憶が取り出せない状態です…

『考える』を考える ~『考える』ことに慣れている人『賢人』との付き合い方~

『考える』ことに慣れている人(『賢人』と呼ぶことにします。考えない人より『賢い』確率が高い程度の意味合いです)が1人いると、周りの人達は自分で『考える』前にその人に聞くようになります。 何故ならあれこれ自分で『考える』より、『賢人』に聞いた…

『考える』を考える ~自分の頭の進化のために~

『考える』とは選択肢を出来る限り数多く考え出し、出来れば論理的に、出来なければやむを得ないので直感的に選択肢を選ぶことです。何故できれば論理的に選択すべきかというと、論理的選択は検証しやすく次につながりやすいからです。直感的思考はその場そ…

『考える』を考える ~将来就職に役立つ考え方~

ふと今日は『考える』ということを考えてみようと思います。 『考える』とは何でしょう。 実は人によって頭の中でやっていることは異なるのです。 物事を思い浮かべるだけの人もいると思います。それは思い出しているのです。『考える』とは、情報や知識・経…

イジメっ子の心理 ~虐めの原因とその対策~

イジメっ子の心理を考えてみました。 実はいじめ自体は動物でもあります。ターゲットを絞ってみんなで攻撃するのです。『目的』は餌を奪い合う競争相手を排除し、より多くの食べ物を得ることです。恐らく自分の生存確率を上げるために弱いものをイジメるので…

勘違いの具体例

先日の勘違いは怒る人の勘違いを書いてみました。今回は世間を騒がせたイタイ人の勘違いを書いてみたいと思います。 割烹着で有名になった元研究者。 彼女の勘違いは、有名雑誌に掲載されることを『目的』としたことです。本来科学の発展のために新たなこと…

論理・理屈は伝えられるが感情は伝えられない

論理・理屈は言葉によって伝えることができますが、感情を伝えることはできません。 嬉しい悲しい怒りを伝えることはできても、人それぞれ感じ方が違うのでどの程度の感じ方かを伝えることは不可能だと思います。どの感情かは何とか伝えられたとしてもどのよ…

子供を責める親の心理

子供は親の行動や考えをうつす鏡。子供は鏡の中に映った自分をみているようなもの。鏡の中の自分を責めるのは変なことだとわかるのに、子供を責めるのが変だとはわからない人もいるのは悲しいことですね。創業者と社長である娘の確執の報道を見てふと思いま…

言い訳する人の心理 ~言い訳する人と言い訳しない人の違い~

言い訳する人の心理を考えてみました。 よくある言い訳を考えてみます。 やろうと思ったけど、○○でできなかった。 『お金』は無いけど、○○の理由で買ってしまった。 『時間』は無いけど、○○の理由で他のことをしてしまった。 行かないといけないけど、○○の理…

勘違い

人は多くの勘違いをしています。怒っている人の大半は勘違いだと私は思います。何故なら、自分は相手が知っていて当然だと思っているけど相手は知らない。そのギャップが許せなくて怒っている。あるいは、自分は相手がやって当然だと思っているけど相手がや…

テレビについて ~勘違いはいつまで続く?~

最近のテレビ番組に思うこと 内容が極少ないものを、ゲストでつないだり、肝心なところをマスクしてCMの後でとか。肝心なところをクイズにして引っ張ったりとか。とにかく内容が少ないものを引っ張って引っ張って伸ばして番組にしている感があります。見た…

怒らない子育て ~否定しない~

怒らない子育てについてです。今日は『否定』しないことについて買いてみようと思います。子供が悪戯をしたとか、いうことを聞かなくても『否定』しないのか?と思われる方も多いと思います。私は子供の言動を否定することに『意味』はないと思います。何故…

『賢い』人と『愚か』な人の違い ~高偏差値でも『愚か』な人の話~

『賢い』と言われる人がいます。昔だと神童とか言われたそうです。 今回は『賢い』について考えてみたいと思います。 世間一般では東大に行けば『賢い』と評価され、東大以外でも偏差値が高い大学出身だと一目置かれる存在となります。 『賢い』とは学校の『…

男女の産み分け法

科学的に考える男女の産み分け法 生命の誕生である受精は精子と卵子が出会うことにより起こります。 男の子と女の子を決定するのは卵子と受精する精子の遺伝子により決定します。つまり男の子になりえる精子が卵子に入り込むことができれば男の子が誕生し、…

怒らない子育て ~子供目線で考えてみる~

何かとついつい怒ってしまいがちな子育てですが、今回は『子供目線で考えてみる』ことを書いていきたいと思います。前回書いたのは『失敗』しても怒らず、子供が工夫する仕組みを作ることでした。