喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

減点主義の弊害

入試や学校のテストは100点満点で減点していく。
様々な評価も減点法で採点される。
何もしなければ満点。
失敗しないことが一番優先される。

絶対に失敗しない方法、何もしないことが優先される。
弊害とは失敗しないことが良いことだと誤解していることです。

お役所や一部の大企業では失敗しないことが優先されるため、何もしないことが選択されることも多い。
ベンチャー企業や中小企業では失敗は避けたいものの、何もしないことは倒産を意味するので事情が異なる。
一部の大企業において、失敗しないために思い切った戦略をとらずこれまで通りの方針をとっている間に、技術革新が起こり経営に行き詰まることもある。
大企業といえど失敗しなければ満点の減点法ではなく、出来ることを探してプラスしていく加点法で考えないといけないのではないかと思う。

加点法の考え方であれば、何らかの失敗があったとしても次に失敗しないための『知恵』を得ることができるので、失敗すら得点できるのです。
何もしないことが最高の減点法よりは、失敗すら得点にしてしまう加点法の考え方の方が組織も人も成長すると私は思います。