喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

説明の上手な人と下手な人の違い

周りには説明の上手な人と下手な人がいますよね。

 

何が違うのでしょうか?

必要なことだけを順序だてて話すことが重要です。

その上で相手のわかる言葉だけで説明すれば、非常にわかりやすく上手だと言われます。相手のわからない言葉を使って説明すれば、話はわかりにくく、わからない言葉が多すぎるとさっぱりわからない説明の下手な人と言う評価になってしまいます。

説明の上手・下手を一言に凝縮すると、『わからない言葉』の有無です。

当たり前じゃないかと思われたかもしれませんが、いつも説明するけど反応が今一なんだよなと、もし少しでも思い当たる部分があるのでしたら以下の文章を参考にしてみて下さい。

ここで問題なのは聞いている人にとって『わかる言葉』か『わからない言葉』かどうかです。ここで言う『わからない言葉』とは言葉はわかるけど、文脈から『意味』がつかめないということです。説明している人にとってはあまりに当たり前で、わかるはずと思い込んでいることです。説明している人は、話している言葉で聞いている人にとって『わからない言葉』が含まれているなんて想像すらしていないことです。つまり説明している人にとって、相手が『わからない言葉』がわからない(理解出来ない)ので、言わば一方的な説明をしてしまいます。説明している人と説明される人の認識のズレ(齟齬)に由来します。

少しでもわかりやすくなるようにたとえ話を出してみます。話し手が標準語だと思いこんでいる『言葉』(実は方言)を使って話を進めるけど、聞き手にはわからないことを思い浮かべてみてください。話し手は方言だとは夢にも思わないため、相手にはわからないかもしれないという注意を払うことなく無意識に当たり前に使っています。聞き手はあまりに当たり前に話されるので、聞き返すこともできずわからないまま話が進んでしまうことがあります。途中で聞き手がその『言葉』って何?と聞いて、方言とわかり大笑いになるということがあります。一度でも方言で『失敗』すると、他の地方の方と話をする際に慎重に言葉を選ぶようになります。物事を説明する際には、他の地方の方と話をする場合のようにもしかしてこの『言葉』がわからないかもしれないと考えながら慎重に言葉を選ぶと、説明が上手にできるようになると私は思います。

説明の上手な人は説明する相手の知識を把握あるいは予想して、わかると思われる言葉を選んで説明します。説明の上手な人は相手によって説明の仕方を変更します。説明の下手な人は相手に関係なく同じ説明をしがちです。本当に説明の上手な人は、相手の反応を見ながら説明の仕方をその場その場で臨機応変に変えながら説明しているように思います。

説明の下手な人は学校の成績が良かった人(一般的に頭が良いと言われる人)が多いように思います。自分が良くわかっているから他人もこれだけ説明すればわかるはずだと思い込んで、説明が不足することに原因があると私は思います。

では説明が上手な人になるにはどうしたら良いのでしょうか?これまで説明に使っている言葉を、別の言葉に言い換えるトレーニングをすると近道だと思います。語彙を増やすと言い換えても良いかもしれません。私は相手が理解できていない様子だと、出来る限り言い換えるようにしています。

実は『わからない』にはもう一つ種類があります。それは言葉の『意味』がわからなというよりは根本的な概念がない場合です。

概念がない話は追記しました。

 

説明の上手・下手 概念がない? - 喜哀楽の考え方

 

この文章自体が精錬され切っていませんが、まだ書き始めたばかりなのでお許しください。大切なことなのでこの文章随時書き直したいと思います。

追記しました。

 

説明の上手な人と下手な人の違い ~説明が下手な人~ - 喜哀楽の考え方

 

長くなってきましたので続きはまたの機会に。今日のところはこの辺で。