喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

人のせいにする人の心理

当ブログのアクセス解析の結果を見ていると意外な検索でヒットしていることがわかりました。
それがタイトルの『人のせいにする人の心理』です。
気になる人がおられるのであればもう少し考えてみようと思います。
これまでいくつか本人も自覚していない深層心理についても書いているので、心理についてカテゴリーを作ってみました。これまでの深層心理を考えて書いたものを集めておこうと思います。

さて人のせいにする人の心理です。
人のせいにする人は言葉を変えれば『言い訳をする人』のことです。

検索で『人のせいにする人の心理』を調べられる方がおられるということは、『人のせいにする人』が理解できないのだと思います。そもそも理解できれば疑問に思わないからです。この『人のせいにする人の心理』に疑問を持たれた方は、そもそもご自身の心のなかに『人のせいにする』という概念がないので理解できないのだと思います。人のせいにしても何も解決しないので意味ないのに何で人のせいにするんだろう?としか思えないのです。それでその疑問の解決の糸口を探すために検索をされたのだと思います。その解決の糸口になるかどうかわかりませんが、『人のせいにする人の心理』を改めて解説してみたいと思います。(以前書いたのは『何でも他人のせいにする人の心理』です。)

 

人のせいにしない人には全く理解できないとは思いますが、人のせいにする人は人のせいにしているとは全く思っていません。むしろ正当に自分のせいではないことを説明しているのです。正確には説明しているつもりなのです。本人の頭の中では正当なことを主張しているのですから、わかってもらうために必死です。自分のせいだと認めると全て台無しになるという強迫観念があるのかもしれません。もしかしたら、これまで本当の意味で自分の責任と認め反省した経験そのものがないのかもしれません。口では認めたとしても、頭の中では自分は悪くないと自分で自分を欺くことで自我を保つという歪んだ心理に陥っているのかもしれません。人のせいにしてばかりいるとどんどん人は離れていきます。自分は正当な主張をしているのにわかってもらえないと思い込んでいるので、自分ではどうしたら良いのか全くわからないのです。

問題は本人に人のせいにしているという自覚そのものがないことです。
人のせいにする人は、頭の中に自分の責任という概念がないので、自分以外の人に無意識のうちに責任をなすりつけようとするのです。無意識というのが怖いところで、周囲の人にはやっかいなところです。周囲の人にとっては、無意識なうちに人のせいにしていることなど想像がつかないため、全く理解できません。無理やり責任を押し付けようとするわけですから、言い訳の説明が論理的であるはずもなく、聞いている人は混乱してしまいます。

本人に自覚できないのですからそのまま話をしても時間の無駄です。
ではどうするか?
自覚するしかないように、言い逃れできないように誰の責任かを明確にします。

対策は言い訳する人の対策と同じです。

『じゃあ誰が悪いの?』
『結局、解決策は?』

の二つです。詳しくは以下をご参照ください。

 

ki-airaku.hatenablog.com