喜 哀楽の考え方

私(喜 哀楽)の考えていることを、できるだけわかりやすく書いていきます。

小学校・中学校のクレーム処理対応の一案

親がならせたくない職業の上位に学校の先生というのがあります。
理由は生徒の親とのクレーム対応が問題ということです。
モンスターか正当な主張かの区別が境界が曖昧で判断つきにくいことも事態を複雑化していると私は思います。

対策を考えてみました。
企業のお客様相談係のように各教育委員会に学校問題相談係として専門部署を作る。
御意見は全て電話連絡としてもらい、全て録音して再現性を持たせる。プライバシーを確保した上での御意見の内容の公表及び脅迫罪・強要罪・業務妨害の責を問われる可能性を了承の上、相談することを受け入れてもらう。場合によっては犯罪行為が立件され、指名が公表される可能性もあり得ることを了承してもらう。

各学校で録音設備を備えた電話機の電話番をするのは得策ではないため、教育委員会一箇所に集約するのが望ましいと思います。また職員としては定年を迎えた教員OBに相談係に就任してもらって、第3者として客観的に問題点を聞き出すことが大切です。問題点を客観的に判断し、学校側に伝えるようにし、一緒に改善策を考えるようにすることが望ましいと思います。

この様に保護者の御意見を一箇所で集約することにより、様々な『知恵』が生まれ、対応方法も精練されていくと思います。言いがかりに近いと思われるものでも、保護者自身はただ物事を知らないだけで真剣に主張している可能性も考えて、物事を教えてあげるつもりでホームページに公表すると良いと思います。世間では言いがかりと判断されるのだということを知ることで、学校問題相談係への電話を控える人も出てくると思われるからです。

現時点では保護者から電話がかかってくる先生が外れくじを引いているようなもので、教員同士で助け合う仕組み自体がないことこそが問題だと思います。とはいえ、日頃のお仕事で手一杯の先生方の負担をこれ以上増やさないためにも、学校問題相談係として一括で引き受ける部署の設置を心から望みます。

この対策こそが、先生達に余裕が生まれること(本来の姿に戻るだけですが)で子供たちの教育の質の向上につながり、最終的には国民全体のためになると私は思います。